エンドポイントセキュリティとは?重視される理由や強化する方法について解説
(※この記事は、2024年3月22日に更新されました。)
PCやスマートフォンが私たちの生活の一部になっている今、一人で複数のデバイスを使ったりするのがもはや当たり前の世の中になっています。
その中には、個人のデバイスに加えて会社から支給されたものや家族で共有していている情報もあるかもしれません。
そうなると、誰がどこでネットに接続して情報にアクセスしているかわからなくなったり、どこかでサイバー攻撃の危険にさらされている可能性もあります。
そこで本記事では、パソコンやスマートフォンなどの端末自体やそれらに保存されている情報をサイバー攻撃から守るためのエンドポイントセキュリティ対策について見ていきます。
【目次】
・エンドポイントセキュリティとは?
・エンドポイントセキュリティが重視される理由
・エンドポイントセキュリティの強化手段
・TeamPassword でエンドポイントセキュリティを強化しよう
Table of Contents
エンドポイントセキュリティとは?
まずエンドポイントとは「終点」や「末端」という意味であり、ここでは、ネットワークに接続されている「末端」の機器、つまり PC やサーバーの、スマートフォンやタブレットなどの端末機器のことを指します。
そしてエンドポイントセキュリティは、その端末(エンドポイント)自体や、そこに保存されている情報をサイバー攻撃から守るためのセキュリティ対策のことを言います。
また、エンドポイントセキュリティは、エンドポイントが様々な脅威から保護されることや、機密性やデータの整合性、可用性が確保されることを目的としています。
なので、企業や組織において、エンドポイントセキュリティは重要であり、ユーザーのデバイスからのセキュリティリスクを最小限に抑えることが求められます。
エンドポイントセキュリティが重視される理由
エンドポイントセキュリティが重視される理由は色々ありますが、主に以下が挙げられます。
攻撃対象の集中
エンドポイントは、ネットワークやシステムにおける最も狙われやすい箇所の一つに挙げられることから、サイバー犯罪者が、エンドポイントをターゲットにして機密情報を盗み出したり、マルウェアをインストールしたりすることで、システム全体に被害を及ぼす可能性があります。
そのため、そのような被害を防ぐには、エンドポイントのセキュリティ対策が重要なポイントとなります。
ユーザーの行動に左右される
エンドポイントは、ユーザーが操作するデバイスであり、そのユーザーの行動次第でセキュリティの保護具合が大きく変わってきます。
ユーザーのセキュリティに対する意識や、適切な行動を取ることが重要ですが、一方で人的ミスやセキュリティに関する知識が不十分なことよる脆弱性も考えられます。
そういったミスによる被害を最小限に抑えるためにもエンドポイントセキュリティは重要な役割を担います。
外部からの侵入経路
エンドポイントは、外部からの攻撃や不正アクセスの最初の侵入経路となり、特にインターネット経由で接続されるエンドポイントは、広範囲にわたる攻撃の対象となりやすいことから、そのセキュリティの確保が重要になってきます。
また、外部からどんなアクセスが有るのか、アクセス後は何を行ったのかを辿る術がなかったら、万が一情報漏洩などの何かしらの事件が起こった時に、それが内部の者なのか外部からの者なのか等、原因を突き止めることができません。
なので、悪意のある第三者に限らず、外部からのアクセスをコントロールするためにもエンドポイントセキュリティは極めて重要です。
情報漏洩のリスク
組織でも個人でも、情報漏洩は死活問題です。
たった一回の情報漏洩ですべてを失うこともあり得ます。
エンドポイントには、機密情報や個人情報などの重要なデータが保存されていることがあり、エンドポイントがセキュリティ侵害を受けると、このような機密情報が漏洩する可能性が高まり、それが企業や個人にとって重大な損失や信頼の喪失を招く可能性があります。
そのような点からも、エンドポイントのセキュリティ対策を取り入れることは重要です。
リモートワークの増加
近年、リモートワークが普及しており、従業員が外部ネットワークからシステムやデータにアクセスする機会が増えています。
自宅できちんとしたセキュリティのもとでリモートワークを行う人ももちろんいますが、近所のカフェやコワーキングスペースなどでセキュリティが十分でないネット環境で仕事をする人もいるかもしれません。
会社のセキュリティの範囲外であるリモートワーク環境では、目が届かないからこそ安全なエンドポイントがさらに重要となり、従業員も情報も両方守るためにエンドポイントセキュリティも重要になるのです。
エンドポイントセキュリティの強化手段
エンドポイントセキュリティの重要性を踏まえて、どのようにそれを強化すればいいのでしょうか。以下にいくつか挙げてみましょう。
セキュリティソフトウェア
アンチウィルスソフトなどのセキュアなエンドポイントセキュリティ製品は、マルウェア対策やファイアウォールなどの機能を提供し、不正アクセスや悪意のあるソフトウェアからエンドポイントを守ります。
また、リアルタイムでの脅威の検知や防御を行うことによって、マルウェアの感染やサイバー攻撃を早い段階で検知や対応できるようになります。
デバイス管理システム
デバイス管理システムは、エンドポイントデバイスを一元管理し、セキュリティポリシーの適用やパッチ管理、デバイスの監視などを行います。
また、デバイス管理システムによって、デバイスのセキュリティ設定やアクセス権限の管理を効率的に行うことができ、それによってエンドポイントセキュリティの強化に繋がります。
パスワード管理システム
強力なパスワードの生成、保存、管理を行い、不正アクセスや情報漏洩からデータを保護します。
また、パスワードの一元管理と自動化により、セキュリティリスクが下がり、管理の負担が軽減されます。
このようなツールを組み合わせて導入することで、エンドポイントセキュリティを強化することができますが、やはりここで問題となってくるのは、導入の際のコストや労力ではないでしょうか。
強固なパスワード管理ツールである Teampassword だと、さすぐに始められて莫大なコストがかかることもありません。
Teampassword でエンドポイントセキュリティを強化しよう
Teampassword は強固なパスワード管理ツールで、技術面に自信がない方でもすぐに始められるセキュリティソリューションです。
また、莫大なコストがかかるわけではありませんが、だからといってセキュリティが脆弱であるということはなく、強固なセキュリティを保証します。
以下で、Teampassword の主な機能をご紹介します。
強力なパスワードの生成
Teampassword には、強力なパスワードとして推奨されている「文字と数字と記号を組み合わせたランダムな12文字」をパスワード生成機能で一瞬で作ることができます。
また、既存のパスワードの強度をチェックする機能もあるので、もし強度が足りない場合は、パスワード生成機で新たなパスワードをサッと作って差し替えることができます。
強力なパスワードは、不正アクセスやブルートフォース攻撃からエンドポイントを保護するために重要です。
パスワードの保存と管理
Teampassword で、ユーザーは複数のアカウントやサービスのパスワードを安全に保存して管理することができます。
例えば、グループを作ってアクセスできる人を制限したり、そのグループへのアクセスが必要なくなったらワンクリックでそのユーザーを外すことができます。
また、誰がどの情報にアクセスしたかや、どの情報が更新されたかなどを通知する機能を設定できるので、何らかの動きがあったときにすぐに対応できます。
セキュリティ機能
Teampassword では、利用可能な最強の暗号化である AES 256-bit を使って、最も安全なパスワードマネージャーを構築しているので、パスワードが安全に保護され、万が一不正アクセスによる侵入が起こってパスワードなどの情報がサイバー犯罪者の手に渡ったとしても、それは「暗号化された何か」なだけで実際の機密情報とは違う形になっているので、使い物にならないでしょう。
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